のどかな農村風景の一角に建つ築100年余りの民家の改修。既存建物の土間空間を最大限生かしながら、現代にあった空間づくりをテーマにした。既存建物の素材の良さを生かすために改修部分を厳選するとともに、新しくくわえる部分にも既存の良さを損なわないように素材や施工に注意を払った。土間の中央に設けた1000×2500のビッグテーブルは、可動式とすることで土間の床レベルを活かして座卓とテーブルの両方の役割を担うことができる。