森の形に呼応する大きな屋根の小さな家
森のすみか
- 2019
- 住宅
- 108㎡
- 三重県伊賀市
方形屋根のかたちがそのまま空間に現れる内部空間
周辺は樹木が手前まで迫っており、自然から生活を守るシェルターとしての役割もある
外部からLDKを望む
玄関側から望む 外壁は杉板貼のシンプルなデザインとした
LDK内部 天井の梁や垂木を表しとしている
コーナー部分
ロフトから階下を望む
梁・垂木見上げ
夕景１
LDK夕景
外観夕景1
外観夕景2森の形に呼応する大きな屋根の小さな家
自然豊かな場所に建つ定年後の夫婦のための小さな平屋の住まい。
正方形の建物を、敷地周辺の森の形に呼応するように道路から45°に振った配置した。角度付けることで東西南北の森との距離が違い、それぞれの趣のある庭などのスペースとなっている。
正方形の建物に、原始的で丈夫な方形屋根を掛け、内部の梁や垂木は“あらわし”としている。その存在を感じならが大きな屋根の下で暮らす楽しみを作ろうとした。板張りの外壁など、内外の主要な仕上げ材は杉とし、シンプルで骨太な空間構成とし、森の住まいにふさわしい自然とともにある空間とした。
森のすみか 建築データ
- 竣工
- 2019
- 所在地
- 三重県伊賀市
- 延床面積
- 108㎡
- 設計・監理
- 森本建築事務所
- 用途
- 住宅
- 構造
- 木造 地上１階
- 撮影
- トロロスタジオ
copyright©2024 Morimoto Architects Associates