ライバルハウスメーカーが乱立する幹線道路沿いに建つ「積水ハウス株式会社四日市支店」の新オフィス。社員が誇りに思えるようなオフィスであり、企業のブランドイメージを高める落ち着いた中に存在感のある建物が求められた。郊外ロードサイドの風景への提案として道路に対して外構を整備して市民に開放することや、街路樹を植えることなどにより周辺環境の向上に寄与する計画とした。またオフィスビルとして求められる高度情報社会に対応するフレキシビリティの確保や、建物の熱負荷抑制、室内温熱環境に優れたエコファサード(高遮熱・高断熱Low-eペアガラス、熱線反射ガラス、西日を考慮したアルミルーバーの設置など)など環境に配慮したエコオフィスビルとなるように計画した。